脱ステからステロイド使用に戻った話

 

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アトピー、ステロイドとの付き合い方と距離

生まれた当初から新生児アトピーと診断された私は、
なかなか完治せず、あらゆる治療を試して来ました。

そして、未だ「完治」とは言えない状態ですが、
長年付き合っていると、ある程度の法則というか、
自分の体の手懐け方のようなものを覚えて来ました。

ですが、数年前に仕事でとても症状を悪くしてしまったことがありまして、
そこからまた、十数年ぶりにステロイド生活に戻ることになりました。

高校生の頃、脱ステするために体質改善や、
ありとあらゆる民間療法やサプリ、治療法を試しました。

そのおかげもあってか、ステロイドではなく
一般的な消炎剤抗炎症剤で凌げる程度にはなっていました。
その後、漢方療法に切り替えていた時期に、
激しいアレルギーを起こしてしまい、全身に激しい炎症、
気管が膨れ上がり呼吸も困難になったため、
仕方なくステロイド生活に戻ったわけです。

アトピー性皮膚炎を持っている方の中には、
喘息とか食物アレルギーも一緒に持っている方も多いようですが、
私は慢性の喘息はありませんでした。

ですが、何か大きく体調が悪くなるようなことがあると、
急性の喘息発作のようなものは起こしやすい体質ではあるようで、
アレルギーを起こした際にも気管支に炎症が広がり、
呼吸が困難になってしまいました。

アレルギー症状が出た時の対処薬や、
救急のかかりつけ医はしっかりと持っておくべきですね。

気管支に症状が出る方は、アナフィラキシーショックで亡くなる
ということが起こらないわけではありません。

つい最近でも、学校給食のおかずを間違えて食べたことで
亡くなったお子さんがいらっしゃいましたし。

私の子供の頃は、まだそんなに食物アレルギーに寛容ではなく、
ただの食べず嫌いのような扱われ方で、
最後の最後まで、教室で居残りさせられて食べさせられたことが
思い出されますが、

あれで間違って、アナフィラキシーショックでも起こしていたら・・・。

と、思うと、恐ろしい限りです。

お子さんの場合は、しっかりと学校側へ協力をお願いする、
協力体制を得るというのも、大きいですね。

で、社会人になった私がアレルギーを起こした際、
頼りはまず、自分ですが、

上記でお話したアレルギーが出た際、
ステロイドを止めている事をしっているお医者さんへ
救急でたずねた時のこと、

ステロイド使用に対して配慮してくれるのはいいけれど、
極端な話で
「ステロイドを使わないとなると、気管を切開して
 管を通さないと呼吸が確保できませんけど?どうします?」

と言われまして、さすがに管を通して呼吸をするより
ステロイドを使用するわ!
と、ちょっと担当の方に呆れつつ、そこからのステロイド生活です。

血管にステロイド入りの点滴をしていただくと、
やはり、数分もすれば全身のカユミも治まるので、
効果の高さに有り難さが染みました。

アレルギーはある種の免疫異常ですよね。

体に害のないものに対して免疫が過剰反応を起こし、
攻撃をする。

その、そもそもの間違いが正されない限り、
いくら免疫力をあげても、症状が逆にひどくなるだけ。

ということを考えると、

どうやって正常化させたらいいのか?

できるのか??

と、

薬で完治しなかった私としては、
民間療法的なことしか思いつきませんが。

それでも症状が出るうちはステロイドほど頼りになる薬もないんだな。
と、半ば観念した感じで、
免疫抑制剤ですから)

自分が使っている薬の強度と、使い方をしっかり学び、
ステロイド皮膚炎にしない努力をしようと思いました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ステロイド外用薬

商品名でも掲載されているので、どのステージのお薬かがわかります。

今は、最強クラスの薬は皮膚炎には出さないようになっているそうです。
(手術時などにも使われるので、ステロイドはもはや万能薬のような感じですね)
私も、身体のお薬はベリーストロング
顔のお薬はミディアムクラスです。

もう、かれこれ数年塗り続けていますが、
今のお薬は内臓への沈着などが薄く、長期と言っても
1年以上は全然普通に使うようです。
(数ヶ月で卒業できるかと思っていましたが、まだ使っています)

量は、アレルギーが出て、全身傷だらけの時は
1日に1本、10gを使い切るくらいでしたが、
3日も経てば傷が塞がるので、あとは、ガサガサと
皮膚の表面がはがれている状態が治まるまで、しっかり塗りました。

医師の指導に従って塗っていれば、実際、
シワシワだった皮膚まで、普通の人の肌のように
伸縮性が出て、多少、張りのあるような肌に戻るということがわかりました。

これを、勝手な判断で美容クリームかのように使ってしまうと、
変にステロイド皮膚炎への道を歩んでしまうんだと思います。

薬は突然止めるんじゃなくて、徐々に使う量を減らす。

急にクラスが変わるというのでもないようです。

それは本当に、人ぞれぞれの症状によって違うと思うので
何年かの間は常々の通院が苦痛だったりもしますけど、
人生のうちの何年かで治るなら。

と、今はステロイド薬を使うことも
近道のため。と、思えるようになりました。

肌の調子が戻ってからは、美容化粧品も使えるようになり、
薬と美容商品の効果の違いもわかるようになりました。

消炎剤でごまかしてきた時期もありましたが、
その時期は、美容にまで気持ちが届いていませんでしたけれど、

ステロイドで治した肌の張り感が、
自分の副腎で作られたホルモンで出来る肌として
維持していけるようになりたいなぁ、と、今は感じています。

長期間、ステロイドを止めている人も、
一度、思い切って切り替えて、根絶治療のために
ステロイド治療にしてみる。という考え方も、
ありかも知れません。

とにかく、キチンと肌を見て、患者の声に耳を傾けてくれる
安心して通えるお医者様との出会いも大切だなと思いますし、
自分勝手な判断で薬を使用するのでなく、
相談しながら、また、市販の美容品は自分の肌の声を聞きながら、
適切に使いつつ、お肌の改善を目指せたらいいなと思います。

より良い情報を、同じような悩みを持つ方々と
共有していけることを目指して、
お互いに楽しみつつ、がんばって治療していけたらと思います♪

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